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【漢字】は3割まで!

こんにちは。

 

クロブロのクロスです。

 

今回は「まじめな日本語コラム」から

 

文章を読みやすくする上での、

 

漢字の量の重要性について見ていきます。

 

 

漢字は、情報量がおおい

文章は、漢字よりひらがなの割り合いが多いほうが

 

読みやすい文章になります。

 

売れる作品(ベストセラー)は、

 

文章中の漢字の占有率が

 

約3割である

 

という統計結果もあるそうです。

 

ひらがなが多い文章が読みやすい理由としては、

 

漢字をもちいるほど情報の密度が高まって、

 

読み解くのにエネルギーを必要とするからです。

 

漢字は表語文字であり、

 

文字のひとつひとつが意味をもっています。

 

漢字がおおく、情報の密度が高いと、

 

なかなか読み進めることができず、

 

一文を読むのに時間がかかります。

 

また、視線の移動がとどこおります。

 

すると、一文としてのまとまりを認識しづらくなり

 

文章の内容を理解しにくくなるのです。

 

ただし、

 

ひらがなが多すぎると文章に区切りがなくなり、

 

逆に読みにくくなってしまうこともあります。

 

漢字をもちいることで、

 

文章にリズムを作ることも大切です。

 

漢字に出来る物は全て漢字にする、

 

なんでもかんでもひらがなにする、

 

という書き方をやめ、

 

漢字によって情報が詰まり過ぎていないか、

 

逆に、ひらがなが続きすぎていないか、

 

漢字とひらがな、

 

どちらで書いたほうが、より伝わりやすいか

 

ということを一語一語つねに考え

 

見きわめて書くことが最も大切です。

 


ひらがなにしやすい例

とはいえ、ふつうは放っておくと

 

文中に漢字が多くなりがちです。

 

また、漢字はリズムを作ると書きましたが、

 

リズムを作るのは、読点(、)でも可能です。

 

なのでまずは、漢字をいかに自然に減らすか

 

ということに気をつかいましょう。

 

以下に、ひらがなを用いやすい条件を挙げます。

 

・漢字2文字…「場合」→「場あい」、「一番」→「一ばん」


・「を」のあと(区切りが分かりやすいため)

 

・当て字…「出来る」→「できる」

 

ちなみに、文中にカタカナやアラビア数字をもちいるのも

 

文章を読みやすくする上では重要です。

 

筆者はカタカナは好まないのでカタカナは避けますが…笑

 

ちなみにここまでの文章中の漢字の割合は

 

25%ほどです。

 

どんどん漢字を削減して、

 

みんなに親しまれる文章を書いていきましょう;)

 

 

 

 

ご覧くださり、ありがとうございました。

なにか知っていることがあれば、コメントでご教示ください。

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