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人生を左右する【姿勢】の科学!

こんにちは。クロブロのクロスです。

 

今回はビューティーコラム:)

 

姿勢をよくするための、保存版の記事です!

 

ふだん、デスクワークなどをしていると、ついつい姿勢が悪くなってしまいますよね。

 

じぶんで気がつければ、まだいいですが、知らず知らずのうちに姿勢が悪くなっていることもあります。

 

そこで今回は、

 

姿勢がわるいと、体にはどういった影響があるのか

 

そして、姿勢を良くするには、一体どうしていけばいいのか

 

ということについて、見ていきます!

 

 

 

▶︎姿勢が悪いと、うつになる??

姿勢がわるいと、まず背なかが丸まっている状態なので、肺がじゅうぶんに広がりません。

 

とても息苦しい状態です。

 

肺が広がらないことにより呼吸が浅くなると、血中の酸素濃度が下がったり、セロトニンが分泌されなくなります。

 

当然ですが、酸素がすくないと、あたまがぼーっとします。

 

セロトニンが少ないと、ストレスへの耐性が低下し、自律神経も乱れ、精神的にも弱ります。

 

セロトニンは抗重力筋(姿勢を維持する筋肉)にも関わっているため、セロトニン値が低下すると抗重力筋が働かず、ますます姿勢がわるくなります。

 

悪循環ですね。

 

いちおう触れておくと、肺に空気が少ないと、声も出にくくなります。

 

そのため、姿勢がわるくなると、どんどん精神的に落ち込み、卑屈になっていってしまいます。

 

ひどければ、鬱の原因の一つにもなります。

 

姿勢がわるいと、肺だけではなく、内蔵も圧迫され、内分泌系(ホルモン)が正常に機能しなくなります。

 

また腸も圧迫されて、うまく蠕動(ぜんどう)運動もできず、

 

たべものが腸内で腐敗しやすくなり、血液が汚れます。

 

すると、なぜか分からないけど何となく体調が悪かったり、からだが疲れやすくなります。

 

原因不明の疲労感というものです。

 

本来S字である背骨は、姿勢がわるいことでCの字になり、重たい頭部を筋肉で支えることになります。

 

すると、おもに肩がこったり、腰がこったりするのです。

 

筋肉が凝りかたまると、血液やリンパ液の流れが悪くなります。

 

それにより、酸素や栄養が、体のすみずみまで運ばれず、

 

低血圧や脳への血流量の低下によって、眠気や倦怠感などがあらわれます。

 

また、血のめぐりが悪いと、老廃物も取りのぞかれないため、代謝が悪くなります。

 

その結果として、やはり血液が汚れ、からだが疲れやすくなります。

 

また、わるい姿勢は、背骨の関節の軟骨の弱体化にもつながるので、

 

将来的に、わりと重度な神経痛を引き起こすことにもなります。

 

怖いですね。

 

 

▶︎姿勢の改善方法

まず、姿勢のいい人を見て、見ならうという方法があります。

 

いい姿勢の人は、傍目(はため)にも美しくうつります。

 

その人を見て、あるいは思い出して、自分の姿勢を正します。

 

イメージングに似ていますが、モデリングといいます。

 

思い浮かべやすいので、効果が出やすいかと思います。


また、長時間おなじ姿勢を続けていると、筋肉が疲れ、姿勢がもちません。

 

一日の計画を立てる際に、何時間かおきに、立って歩いたりする用事をはさむようにすると効果的です。

 

休憩として時間を取ると、忙しい場あいにはついつい休憩を取らないことになってしまって意味がないので、

 

あくまで「立って動く予定を入れる」という点がポイントです。


これは改めて言う必要はないかも知れませんが、

 

手を後ろ手に組んで伸びをしたり、深呼吸をすると

 

筋肉がほぐれ、肺も広がり、セロトニンが分泌されて、姿勢改善につながります。

 

ふだんから、肘が体側のやや後ろ寄りに位置するように意識することで、肩が開きます。

 

キーボードに手を置かないで、極力ふとももの上に手を置く、などの方法もありです。

 

ほかに、立ち机や、骨盤が立つ座いす、バランスボールを使用するという方法もありです。

 

すでに背中が丸まって、慢性的に姿勢がわるいよ!という場あいには、呼吸法が効果抜群です。

 

息を5秒かけて吸い、吸いきった状態で10秒(または5秒)息を止め、10秒かけて息を吐ききる

 

ということを10回するだけで、肺が広がり、息ぐるしさが軽減するかと思います。

 

あるいは、ヨガの、コブラのポーズというのをするのも効果的です。

 

あとは、セロトニンを増やす方法として、生活リズムを整える、朝日を浴びる、運動をする、といった方法も効果的です。

 

 

▶︎まとめ

姿勢が悪いと…

肺や内蔵が圧迫されて悪循環におちいり、頭が冴えず、体調もすぐれず、精神的にも落ち込んできます。すると体力がなくなり、さらに姿勢が悪くなっていきます。


姿勢を改善するには…

体を動かすように行動を計画したり、姿勢のいい人を見ならう、という方法が現実的です。すでに姿勢がわるい人は、リラックスするだけでもセロトニンが出るので、まいにち湯船につかることから初めてみると、いいかもしれません。

 

以上、姿勢について少し詳しく見てきました。

 

知るだけでも、意識が変わって、行動が変わってくるものなので

 

読んで下さったあなたの姿勢は、すこしずつ良くなっていくはずです:)

 

たまに読み返してみたり、自分なりの言葉にして紙に書いて貼り出してみるのもいいですね。

 

姿勢をよくして、好循環に入っていきましょう!

 

 

クロス

 

 

ご覧くださり、ありがとうございました。

なにか知っていることがあれば、コメントでご教示ください。