ヒトは【エピジェネティクス】で進化する!
こんにちは。クロブロのクロスです。
今回は「サイエンス」。
”エピジェネティクス”という、DNAの性質について
記事を参考に見ていきます。
『環境と遺伝子の間:あなたのエピジェネティクスは常に変化している』
エピジェネティクス
エピジェネティクスとは、かんたんに言えば「生まれと育ち」でいうところの「育ち」による遺伝的性質です。
ふつう個体レベルでは、DNA(塩基配列)は変わりません。しかし、DNAのどこの部分が発現するかは変化しうるのです。
「われわれを形づくる遺伝子の分子構造は、どうやら思っていたよりも環境に影響を受けるらしい」
「最近の研究では、ライフスタイル、食生活、社会的変化、環境汚染、また心理的な変化によっても、エピゲノム*が変化することが明らかになっている」*DNAを制御する因子
「深層心理が免疫細胞のエピジェネティクスに変化をもたらす」
「同じ遺伝子をもつ一卵性双生児やクローンでも、考え方や性格が異なり、嗜好や行動パターンに違いが見られるのは、環境や主観的な経験により、遺伝子のスイッチが変換されるせいだといえるだろう」
まわりの環境や、ものごとに対する主観的な感情によって、遺伝子の発現は変わっていくという事実があります。
つまり、まわりの環境を変え、考え方を変えていくことで、遺伝子レベルで自分を変えていくことができます。
とくに”主観的な感情”は重要です。
「面白いのは、…客観的な事実ではなく、…主観的な感情のほうが免疫細胞との関連性が強かったことだ。」
どんな環境だったとしても、考え方、感じ方さえ変えれば、遺伝子レベルで自分を良く変えていけるということです。
もちろん、考え方を変えやすい環境を整えることができるのであれば、それに越したことはありません。
マウスの実験では、エピジェネティクスによって変化したDNAの性質は、子孫に遺伝するそうです。じぶんの生き方が、子孫にも責任を負っているのですね。
まずは、良くない感情を生む考え方をやめ、いい感情を生む考え方をし、可能であれば環境も変えて、じぶんを”進化”させていきましょう。
ご覧くださり、ありがとうございました。
なにか知っていることがあれば、コメントでご教示ください。