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【ミラーリング】の罠

こんにちは。クロブロのクロスです。

 

今回は「護身心理学コラム」から。

 

わりと有名な「ミラーリング」というものについて見ていきます。

 

ミラーリングとは

言葉や動作、タイミングや感覚をあいてと同じにすることで、あいてに居心地の良さを感じさせる方法です。

 

あいてはこちらに合わせる必要が無いので、自然な状態でいられ、心理的に負担がなくなるのです。その結果、居心地がいいということですね。

 

たとえば人と話す時に、相手がよくつかう言葉をもちいたり、おなじような口調にすることで、あいては何となく心地よく感じます。

 

文章でのやりとりも同じで、おなじくらいの文章の長さにしたり、おなじ改行の仕方にしたり、メッセージを返す時間の間隔をおなじにすることで、あいてに負担がなくなります。

 

ほかに、あいてが話した内容を、のちほど、言い方や言い回しだけを変えて、あたかも自分の考えであるかのように話題にあげて共感を得るという、難しい方法もあります。

 

つまりミラーリングは、さまざまな切り口で使えるということです。

 

しかし、ミラーリングで意図的に与えられた親近感は、当面は、うわっ面の親近感です。

 

あいてが自分にミラーリングを使ってくる場あい、あいてに悪意が無ければ問題はありませんが、悪意がある場あいもあるため、注意が必要です。

 

じぶんがミラーリングを使わないとしても、理由はともあれ、じぶんに対してミラーリングを使ってくる人がいないとは限らないため、よくよく覚えておきましょう:)

 

 

 


ご覧くださり、ありがとうございました。

なにか知っていることがあれば、コメントでご教示ください。

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